SESSION
セッション 10-B-4
10-B-409/10 12:45~13:25
花王ヘアケア事業、成長転換の舞台裏 売上計画比2倍の「THE ANSWER」は戦略をどう実行しているのか?
花王は、9年連続で売上が減少していたヘアケア事業を、2024年から「感情軸戦略」によって回復基調に転じさせました。この成功の核心は、消費者の「感情ニーズ」を6つのカテゴリーに分類し、各ブランドを明確にポジショニングしたことにあります。
新ブランド「melt」は発売から1年で250万本を突破。「THE ANSWER」は発売から約7カ月で累計出荷本数100万本を突破し、売上計画比2倍という当初計画を大幅に上回る実績を達成。これらの成功によって、花王ヘアケア事業におけるハイプレミアム構成比は当初の1%から20%へと大きく伸長しています。
本セッションでは、再編を主導する野原聡氏と「THE ANSWER」担当の山岡智弘氏が、具体的な実行プロセスを公開。「感情軸」の戦略を、どのように商品開発・広告クリエイティブ・店頭展開に落とし込んだのか、アジャイル型組織への変革、週間サイクルの高速PDCAを回し、SNSの声をリアルタイムに商品改良に反映させる仕組みといった舞台裏を明かします。
- このセッションで学べるポイント
- VUCAの(不確実な)時代に対応する「一貫性×変化対応」の両輪戦略
- SNSの声を拾い上げ、マーケティングに反映させる組織体制や実行方法
- 機能軸思考を、感情軸思考に転換する上で行ったコミュ二ケーション

野原 聡 [花王]
初
花王株式会社
ヘアケア事業部 ブランドマネージャー
2006年花王入社。「アタック」のマーケティング、営業を担当したあと、花王中国で3年間、デジタル・ECを中心としたマーケティングを経験。現在、ブランドマネジャーとして国内インバスヘアケアカテゴリー(melt、THE ANSWER、Essential、メリット、セグレタなど)のマーケティングに従事。

山岡 智弘 [花王]
初
花王株式会社
ヘアケア事業部 シニアマーケター
2009年花王入社。「ヘルシア」・「めぐりズム」など、ヘルスケア領域ブランドで、国内外のマーケティングを担当した後、2022年より国内インバスヘアケアブランド(THE ANSWER、セグレタ)のマーケティングに従事。

モデレーター:竹上 久恵 [翔泳社]
株式会社翔泳社
MarkeZine編集部
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