SESSION
セッション 11-C-4
11-C-409/11 12:45~13:25
ファンケル×ゴルフダイジェスト・オンラインに学ぶ「ブランド想起」を広げるLTV最大化戦略
LTV(生涯顧客価値)は、多くの企業にとって欠かせない指標です。長く愛されるブランドになるには、1つの商品だけで覚えてもらう「点」の関係ではなく、複数の商品やサービスを通じて、ブランド全体として想起される「面」の関係を築くことが求められます。
こうしたアプローチを実践しているのが、化粧品や健康食品を展開するファンケルと、ゴルフ関連事業を手がけるゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)です。
ファンケルでは、主力チャネルである通販の改革に取り組み、セグメント別のアプローチ設計やメンバーズサービスのリニューアルなどを実施。継続率や併売率の向上につなげています。
一方GDOは、ユーザーの行動データ活用を高度化。ゴルフメディアを起点に、ゴルフ場予約や用品販売といった関連サービスへのスムーズな導線をつくり、より効果的に顧客体験をつなげています。
本セッションでは、ファンケルの通販営業本部でCRM領域をリードする石川氏、GDOでデータを活用したエンゲージメント向上に取り組む加藤氏をパネリストとして招聘。経営やCMO視点で長くデータを活用している、タネトシカケの代表、はなまるのCMO、マーケティングギルドコミュニティの代表理事の髙口裕之氏をモデレーターに迎え、両社が行うLTV向上に向けたデータ活用を深掘りします。
- このセッションで学べるポイント
- LTVを向上するために必要な考え方が先進する企業の言葉から学べる
- マーケティングへのデータ活用のヒントが得られる

石川 雅俊 [ファンケル]
初
株式会社ファンケル
マーケティング推進統括オフィス 通販営業本部 戦略企画部 部長
データの価値に興味を持ち、2000年にファンケルに入社。IT部門にてDWH/BIツールの企画・運用・活用推進、その他ERP・業務改革・システム等のプロジェクトに約10年従事。その後2013年頃からは通販のCRMや戦略部門で、データを活用した顧客価値を高めるための変革を推進。化粧品の通販CRMチームで広告投資回収をベースに新規獲得・育成を明確化、定期購入やロイヤルティプログラムサービスのRN実施、その他通販サービスの企画・導入などを行う。2023年から通販全体の戦略策定・推進、業績管理、顧客育成、顧客分析、物流/電話窓口サービス改善に携わる。現在のミッションは、お客様との絆つくりによる顧客LTV最大化と収益性の向上とそれに向けた変革推進。

加藤 裕稔 [ゴルフダイジェスト・オンライン]
初
株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン
ブランドコミュニケーション本部 本部長/エンゲージメント本部 本部長
インターネット銀行勤務ののち、ソフトウェア開発会社でソーシャルゲーム・スマホアプリのプロデューサーとして、開発・運用を統括。2017年GDOに入社後は、全社マーケティング統括部門で新規顧客開発、アプリマーケティング、集客、CRM、UX部門を担当し、現在はブランドコミュニケーション本部とエンゲージメント本部の本部長として全社横断のマーケティングを統括。

髙口 裕之 [タネトシカケ/はなまる/マーケティングギルドコミュニティ]
3
株式会社タネトシカケ 代表取締役
株式会社はなまる マーケティング本部 CMO
一般社団法人マーケティングギルドコミュニティ 代表理事
ミツカンでブランドマネージャー、食品マーケティングコンサルタント、日系PEファンド投資先代表取締役社長、米系PEファンド投資先おやつカンパニーCMOを経て、2023年8月よりはなまるCMO。2024年3月、マーケティング支援を行う(株)タネトシカケを設立。主な支援先業界として、メーカー、外食、デジタルマーケティング、リサーチ、教育、スポーツ、PMO、SPエージェンシー等での社外取締役や顧問、エグゼクティブアドバイザー。大学関連講師、客員教授も務める。https://tanetoshikake.com
※MarkeZine Day過去登壇回数(スポンサードセッションでの登壇回数を含まない)
事前登録締め切り:9月8日(月)13:00
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懇親会事前登録:8月27日(水)17:00まで ※抽選
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