行政サービスを安全に稼働させるための統制と、クラウドの利便性をいかに両立するか――共通基盤を運用するエンジニアが避けて通れないこの問いに、東京都クラウドインフラは正面から向き合ってきました。本セッションでは、東京都における共通クラウド基盤の実装を通じた挑戦をご紹介します。全体最適を志向した統制・ルール設計、現場の自走を促すオンボーディング支援の実践を通じて見えてきた示唆とは何か。安心の前提となってきた従来の枠組みを尊重しつつも、より柔軟で持続可能な運用へと移行していくための実践知と、その裏側にある試行錯誤を、現場の視点からお伝えします。
本セッションは、一般財団法人GovTech東京様の提供でお送りいたします。
宮本 達史 [GovTech東京]
一般財団法人GovTech東京
デジタルサービス基盤本部 デジタル基盤グループ長
学生時代は電気電子工学を専攻。卒業後、大手通信会社にてネットワーク計画作業統制に従事。同社研究所に異動、ネットワーク仮想化(SDN/NFV)導入後の運用業務プロセス定義、関連オープンソースソフトウェア及び製品の検証、コミュニティ・標準化活動に従事。その後国の受託研究開発プロジェクトを経て商用に向けた技術実証をリードしつつ、全社のクラウド共通基盤構築プロジェクトなども参画。2024年7月よりGovTech東京へ入職、2025年4月より現職。現在は、東京都の各局を中心とした、デジタル基盤設計構築をリードしている。