明日からの実務に役立つ理論・ノウハウを効率的に学んでいただけます。
※ラインナップ、それぞれの講座の詳細は変更の可能性があります。
多くのビジネスパーソンが業務で活用できる「データ分析」とは、どのようなものでしょうか。データサイエンティストによる高額なソフトウェアを利用して、難解な統計知識が必要なものでしょうか。
革新的なIT技術、膨大な情報量、過去の成功体験が効かない環境変化の中で、本当に必要なのはデータを使いこなす”人的スキル”です。
本講座では、多くのビジネスパーソンが日々の業務で実際に活用するための「考え方」とデータ分析の基礎な「手法」を併せて提供します。具体的には、「7つのステップで行うデータ分析」を基本的なユニットとしています。
「1:適切な課題の定義、2:仮説アプローチ、3:データ分解の軸」の3点により、データ分析前の下地を固め、「4:平均、5:標準偏差(バラつき)」を理解して、現状把握・比較し、課題ポイント特定し、「6:相関」を理解して課題の要因を探り、「7:単回帰分析」を活用して、具体的な行動計画策定に至る要因を探ります。
本講座は、日産自動車において、ビジネス改革やデータを駆使した戦略策定のプロジェクトをリードしてきた、プロによる実務家のための徹底実践講座です。データはあっても使えなかったのは、「課題」と「データ(分析)」をつなぐ思考法ができていなかったから。「データ分析のやり方」だけを伝えるのではなく、「どうしてその思考に至ったのか」が分かる、多くある「データ分析講座」とは差別化した視点を持つ、特別セミナーです。
本講座は、Excelによる演習を伴います。
・Excel(2003以降)をインストールしたノートPCの持ち込みをお願いします。
*WindowsでもMacでも
・業務データはあるが、それが活用されていない(するやり方が分からない)と感じている方
・今までのやり方、勘と経験だけの判断に行き詰まりを感じている方
・上司や顧客に対して、説得力ある客観的な提案、説明ができていないという課題をお持ちの方
・データを扱ったことがない(少ない)人が、データをどう使えばよいかわかります
・データを(グラフ化など)整理することしかできていない人が、データから価値ある情報を引き出せます
・数字に基づいた客観的な業務遂行(課題発見/解決、企画、最適化、効率化など)ができます
・何となく過去のまま仕事をしてきた人が、より目的・成果に直結した目標設定、業務改善ができます
講座名 | 【第6回】「データ分析」×「ロジカルシンキング」基礎演習・講座 |
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日時 | 2016年1月22日(金) 10:00~17:30(受付開始は9:30) |
場所 | 株式会社翔泳社 セミナールーム 〒160-0006 東京都新宿区舟町5 (地図) |
参加料 | 54,000円(税抜価格50,000円) ※テキスト代含む |
お支払方法 | クレジットカード/銀行振込 銀行振込をご希望の方は、ご登録の住所に請求書を郵送させていただきます。 請求書発行日より10営業日以内のお振込みをお願いいたします。 また、領収書をご希望の方は、領収書の宛名・送付先を明記し、運営事務局までメールでご連絡ください。(銀行振込の方は、お振込み確認後に発行いたします。) |
お申込み受付は終了いたしました。
10:00~10:20 | データ分析・統計を実務で使うってどういうこと?
・専門家と一般実務家が使うデータ分析はどう違う? ・実務家に必要な統計知識とは何なのでしょう? |
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10:20~10:40 | 「データ整理」から 「データ分析」へ ・「データ整理」と「データ分析」は何が違う? ・「データ分析」をするには何が必要? |
10:40~11:10 | 仮説アプローチ <演習> ・仮説を持つことのメリットとリスクとは? ・仮説アプローチをうまくやるコツとは? |
11:10~11:30 | データを使いこなすための視点 データを“収集”、“比較”するときに必要な軸の視点とは? |
11:30~12:00 | データの特徴から課題ポイントを特定する(大きさ)<演習> わかっているようでわかっていない平均の落とし穴とは? |
12:00~12:30 | データの特徴から課題ポイントを特定する(バラつき)<演習> 標準偏差って何? 標準偏差ってどう使えるの? |
13:30~14:50 | 2つのデータから意味を見出す(相関)<演習> データの「裏」にある意味をあぶり出すには? |
15:20~15:50 | データの関係を数値で示す(回帰分析) 分析の結果を計画や予測など具体的な数値に落とし込むには?<演習> |
16:00~16:30 | 仕事での分析は「分析結果」がゴールではない (結果解釈と見せ方)
・分析とプレゼンの違いを知る ・分析結果を効果的に伝えるためには? |
16:30~17:30 | 総合演習<演習> 一連の分析手法を組み合わせて課題解決をします。 |
柏木 吉基 (かしわぎ よしき)
データ&ストーリー代表、横浜国立大学 非常勤講師
1995年日立製作所入社。2003年MBAを取得後、2004年日産自動車へ。海外マーケティング&セールス部門、組織開発部等を経て2014年独立。グローバル組織の中で、社内変革プロジェクトのパイロットを務め、経営課題の解決、新規事業の提案等、数多くの実績を持ち、これらを研修の強味にしている。
著書:『「それ、根拠あるの?」と言わせない データ・統計分析ができる本』
(日本実業出版社)『日経情報ストラテジー』連載中ほか、数多くのビジネス雑誌にも登場