明日からの実務に役立つ理論・ノウハウを効率的に学んでいただけます。
※ラインナップ、それぞれの講座の詳細は変更の可能性があります。
「行為のデザイン思考法」とは、「人の行動」に着目し、改善点を見つけて、より良く新しい課題解決のカタチを見つけていくデザインマネジメント手法です。“顧客視点”で商品・サービスの企画開発をすることが必要な現代に適した手法です。アプローチが極めて明快なため、多くの企業が実際の商品開発やサービス開発に採用し、行政も地域資産開発や地域ブランド創生に活用しています。
本講座は、商品やサービスの企画開発手法として注目される「行為のデザイン思考法」を、講義+ワークショップで初心者の方にも理解・体験できるようにプログラムを企画しました。具体的には、「行為のデザイン」思考法の中核となる「日常に取り巻くバグ(問題)の8分類の理解」「アフォーダンス理論の理解」を解説し、「SSBF法(行為のデザインワークショップ)」のプロセスの理解と演習を講義+ワークショップで体験頂きます。
講師は、本講座のベースとなる『問題解決に効く「行為のデザイン」思考法』の著者で、応用物理学の学歴を持つ異色のデザイナー村田智明氏。
講座名 | 商品・サービス開発に効く「行為のデザイン」ワークショップ |
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日時 | 2016年6月28日(火) 10:00~17:00(受付開始は9:30) |
場所 | 株式会社翔泳社1F セミナールーム 〒160-0006 東京都新宿区舟町5 (地図) |
参加料 | 54,000円(税抜価格50,000円) |
お支払方法 | クレジットカード/銀行振込 銀行振込をご希望の方は、ご登録の住所に請求書を郵送させていただきます。 請求書発行日より10営業日以内のお振込みをお願いいたします。 |
領収書 | 会員メニュー > 注文履歴 > [領収書出力]から、出力することが可能です。 出力方法の詳細は、こちらをご確認ください。 |
お申込み受付は終了いたしました。
10:00-11:30 | ◎行為のデザイン概論(講義) ・デザインとは何か、広義のデザインと狭義のデザインを考える ・行為のデザイン思考法の基本的な構造 ・日常に取り巻くバグ(問題)の8分類 |
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11:30-12:00 | ◎SSFB法(行為のデザインワークショップ)・理論編(講義) SSFB法(行為のデザインワークショップ)の意義 ・状況の変化を高い感受性で察知する練習 ・ワークショップの概要 |
12:00-13:00 | 昼食休憩 |
13:00-15:00 | ◎SSFB法・実践編 ・ある課題に沿って各人あるいはグループワークで実践する ・感性価値のヒアリング ・目的の設定 ・ベースシート設定 ・バグとエフェクトの抽出 ・バグの理由と解決策を探る ・解決策に優先順位をつける ・解決策の図解 ・解決策の結合とミニマライズ |
15:00-16:00 | ◎SSFB法・発表会 ・コンセプトとソリューションの各人あるいはグループの発表とコメントバック |
16:00-17:00 | ◎本日のふりかえり |
村田智明 Chiaki Murata
京都造形芸術大学教授 大学院SDI所長
株式会社ハーズ実験デザイン研究所 代表取締役
1959年鳥取県境港市生まれ。1982年に大阪市立大学工学部応用物理学科卒業後、三洋電機株式会社デザインセンター入社。1986年に同社を設立、プロダクトを中心に広範囲なデザイン活動を行う。オムロンの血圧計「スポットアーム」(2004年)やマイクロソフト「Xbox 360」(2005年)などを手がけ、記録的な販売数量を達成する。自ら立ち上げたブランド共有型コンソーシアムブランドMETAPHYS製品は、Gマーク特別賞をはじめ、DFAグランプリ、RED DOT BEST OF BEST、ジャーマンデザインアワードWINNER賞など、国内外で50点以上を受賞。自ら実践している心理行動分析法による商品開発メソッド「行為のデザイン」や「感性価値ヘキサゴングラフ」は、多くの企業や行政で導入されている。また東京都美術館新伝統工芸プロデュース事業(TC&D)や越前ブランドプロダクツコンソーシアム(iiza)、鳥取県コンソーシアムブランド(TOTT)など、地域振興施策としてデザインを活用したプロデュース業務にも数多く携わっている。神戸芸術工科大学客員教授、九州大学非常勤講師、2011年から京都造形芸術大学大学院にて、デザインで社会問題を解決するSDI(ソーシャルデザイン・インスティテュート)を開講した。著書に『ソーシャルデザインの教科書』(生産性出版)、『問題解決に効く行為のデザイン思考法』(CCCメディアハウス)がある。
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